南会津(福島) 赤岩高山(1497.0m) 2017年10月1日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:06 1330m鞍部(廃林道入口)−−6:16 西尾根取付 6:21−−6:27 赤岩高山−−6:33 廃林道−−7:31 1330m鞍部

場所福島県南会津郡桧枝岐村
年月日2017年10月1日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場廃林道入口に駐車スペースあり
登山道の有無山頂西側直下までは廃林道あり。そこから山頂までは道無し
籔の有無廃林道〜山頂までは笹薮
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント地形図で山頂近くまで破線が描かれた山だが嘘だと考えていたがネット検索により廃林道であることが判明、同時に昆虫採集で有名どころとも判明し少なくとも廃林道は人がそれなりに歩いていることがわかり短距離の藪漕ぎで山頂へ行けそうだと分かった。国道脇の広沢林道入口には車止めがあるが施錠は無く、後ろめたさを感じつつマイカーで1330m鞍部まで入った。廃林道には比較的新しい足跡あり。山頂から西に落ちる尾根に取り付いたが予想より藪は薄かったものの、山頂付近は笹と根曲竹の濃い藪。三角点は真の最高点ではなくもっと東側の平坦地にあった




1330m鞍部の廃林道入口 人が歩く程度の筋が続く
ブナの倒木 時々広場が登場
山頂から西に落ちる尾根に取り付く 山頂まで100mを切っている
斜面の笹薮は意外に隙間が多い 最高点。笹が濃い
最高点より東側に埋もれた三角点発見
狭いが藪が刈られ三角点上の土が除かれていた
廃林道に戻る
昨日登った鷹ノ巣山 1330m鞍部
廣澤林道入口の車止め (おまけ)中ノ岐林道の登山道は整備中らしい


・赤岩高山は会津駒ヶ岳〜大杉岳〜燧ヶ岳へと続く太い稜線の大杉岳から北西に分岐する尾根上にある山。登山道があるという話は聞いたことがないが、地形図では山頂直下まで破線が延びている。まさか登山道があるのか?とネットで検索してみると、登山記録は発見できなかったが昆虫採集(クワガタ)の記録が多数出てきた。それらによると破線は廃林道とのことだった。

・登山ではなくても人が入る廃林道なら藪もさほど問題なく歩けるだろうと行ってみることにした。

・廃林道起点の1330m鞍部に到着するには広沢林道を上がる。林道入口には車止めのワイヤーがかかり一般車通行止の看板が出ていたが施錠はされていなかった。後ろめたい気持ちが強いが悪いことをしに行くわけでもないので入らせてもらうことに。

・林道は未舗装でデコボコも多くかなりスロースピードで走行する必要があるが、普通車でも通行可能なレベルだった。

・廃林道起点の1330m鞍部は広場があり駐車は問題無し。林道はまだ先に延びていて大津岐ダムへと続くが、ここにも車止めがかかっていた。施錠の有無は未確認。

・廃林道は最初は轍があるがすぐに両側から主に笹藪が盛大にはみ出すようになり、車では走行不能状態になる。人が歩く幅の踏跡ありだが藪が体に触れるので藪が濡れたときにはあまり歩きたくない植生だ。2箇所くらいで大きな倒木がありバイクも通行不能。路面は湿った個所が多く、真新しい人の足跡が見られた。

・山頂直下まで廃林道はほとんど水平移動に近く、急な上り下りはない。所々に藪が切れた広場のような場所があり、休憩するのにちょうどいい。

・廃林道は地形図の終点手前で山頂から西側に延びる尾根を乗り越えて山頂北側斜面に回り込むが、ここから緩やかに下っていて標高を損するので西尾根から山頂を目指すことにした。

・最初はかなり濃い笹藪で突っ込むのを躊躇するほどだが、濃いのは廃林道に沿った狭い範囲のみで、少し進むと密度が低くなり意外に歩きやすい。潅木も混じるが笹が圧倒的。

・すぐに傾斜が無くなり赤岩高山山頂の一角に出る。山頂部は再び笹や根曲竹が濃くなり進むのが大変になる。

・藪の中に僅かに盛り上がった場所が最高点のようだが三角点は見当たらず。GPSで三角点位置を確認すると東へ30mと出たので強烈な笹藪を漕ぐが、平坦な地形でありGPS無しでは三角点の手がかりを探すのはかなり難しい。

・GPSの指し示す付近で進路を左右に振って三角点を探すと、そこだけ笹藪が刈られた狭い空間が出現し、地面から頭を掘り出された三角点が鎮座していた。どうやら長年の笹などの落ち葉の堆積で三角点は埋もれてしまっていたものを誰かが掘り出してくれたらしい。先人のおかげで比較的楽をして三角点を発見できた。周囲は藪に覆われ展望皆無。山頂標識、目印は無かった。 ・帰りは往路を戻る。

 

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